文化庁メディア芸術祭が開催中。最新のテクノロジー作品を体験できるチャンス!


VR技術など最新のテクノロジーを使った作品を無料で見たり体験することができる機会があったら、行ってみたいと思いませんか。

それが、文化庁が開催する第20回メディア芸術祭受賞作品展です。

メディア芸術祭受賞作品展とは

この作品展は文化庁が公募を行い、世界88の国と地域からよせられた4034もの作品の中から受賞作品を集めて展示を行う作品展です。

アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの4部門に分かれており、多種多様な表現形態の受賞作品150点以上を一堂に介しています。

期間は2017年9月16日~9月28日の13日間で、場所は東京・初台のオペラシティーアートギャラリーです。

受賞作品の展示のほかにも、トークイベントやシンポジウムが開催され、ワークショップといった関連イベントも実施されます。

時代を映すまさに最先端のメディア芸術作品とふれあうことのできる貴重な機会となっています。

第20回メディア芸術祭受賞作品展のみどころ

Alter ロボット部門優秀賞

今期一番の見どころと言われているのがロボット部門の受賞作品である「Alter(オルタ)」です。

この作品を作ったのはアンドロイドの開発を行っている大阪大学の石黒教授と人口生命の研究を行っている東京大学の池上教授です。

石黒教授と言えばマツコロイドを作った人としてテレビ出演もしていますので一般の人にも認知されていますよね。

このサイトでもご紹介したテレノイドの開発者も石黒教授です。

テレノイドとはどんなロボット?認知症ケアの取り組みとは?
テレノイドとは、一言でいうと抱っこして会話する人型アンドロイドです。 見た目がとても特徴的で、怖い、気持ち悪い、スケキヨみたい、と...

今回の受賞作品はデコルテから額までと両肘下から指先までが人間の見た目で、それ以外は機会がむき出しになった半身のロボットです。

見た目から受ける印象はとても機械的なのですが、その動きが複雑で滑らかなので、まるで命が宿っているように見えるのが、この作品の狙いです。

Jller アート部門優秀賞

こちらもロボットの作品で、作品名は「イラー」と読みます。

作品を作ったのはドイツのBenjamin MAUSさんとチェコ出身のProkop Bartoníčekさんで、Benjamin MAUSさんは東京大学でロボット工学を学んだそうです。

この作品はロボットが小石の分類をひたすら行っていくというもの。

小石は作品名になっているイラー川から採取されたもので、色や形がまちまちな小石を、ロボットが画像認識して地質年代別に分類して並べていきます。

ただただ眺めているだけでなぜか引き込まれてしまうこの作品は、「モノを蒐集しソートする行為が、原初の人を人たらしめた要因」という彼らの考えのもとに作られました。

イラー川は神聖ローマ帝国の古都にほど近く、地史を紐解く行為をマシンのアルゴリズムによって人間不在で行うという、相反する要素を見事に併せ持った作品として高く評価されました。

他にもエンターテイメント部門優秀賞を受賞したポケモンGOとの記念撮影や、同じくエンターテイメント部門大賞を受賞した「シン・ゴジラ」の上映、アニメーション部門大賞の「君の名は」が上映されたりと、デートでも訪れてみたくなるような数多くのイベントが開催されています。

入場料は無料ですので、芸術の秋にぜひ会場を訪れてみてはいかがでしょうか。

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