品プリがデリバリーロボット導入へ!その名はRelay!!


品川プリンスホテルが客室に物品を届けるデリバリーロボットの導入を発表しました。

導入の時期は10月上旬で、数ある品川プリンスホテルの中でもビジネスに特化したNタワー(東京・品川)にて導入が行われるそうです。

ロボット導入の背景は?

ロボットが導入されているホテルと言えばハウステンボスの変なホテルが有名ですが、あの品川プリンスでもロボットを使うようになるのですね。

今回のデリバリーロボット導入は、品川プリンスホテルが計画している新ブランドPrince Smart Innのために運用ノウハウの蓄積を図ることを目的としたものです。

Prince Smart Innは2019年開始を計画しているITC・AIを活用したホテル運営の新ブランドです。

次世代型の宿泊特化型ホテルをうたっており、20~30代のビジネスマンやレジャー利用者を客層のターゲットとしています。

ホテルの顧客層やランクによってブランドを明確に分け、サービスの中身を差別化していく取組みなのではないかと思われます。

高級でラグジュアリーなサービスが期待される高額なホテルは専門教育を受けた経験豊富なホテルスタッフが接客を行い、低価格が重視されるビジネスホテルはロボット導入で人件費を削減し、低価格化を実現する、そんな風にホテルも二極化していくのではないでしょうか。

デリバリーロボット「Relay(リレイ)」

導入が決まっているロボットはRelayという自律走行型のロボットです。

このロボットはシリコンバレーを拠点とするロボットベンチャーSavioke社が開発ならびに製造を行っています。

こちらがSavioke社による紹介画像です。

実際にこのスピードで運用されているのかどうかはわかりませんが、非常にスムーズで素早い動きですよね。

Relayは自分でエレベーターに乗ることが出来、障害物を避けて自動走行しながら客室の前まで自分で行くことが出来ます。

ホテルスタッフは客室からのオーダーを受けてRelayに物品をセットし、ロビーを出発させるだけで、あとはRelayが自分で客室まで届けに行ってくれるんですね。

客室の前に到着するとRelayは電話をかけて到着を知らせ、お客は自分でRelayから品物を取り出すと言う流れです。

Relayはロビーに戻ると自動充電されるということですから、無駄のない仕事をする忠実なしもべとなってくれそうですね。

Relayの見た目は人型ではなく、筆者は小型の洗濯機みたいだと思いました。あるいは、顔のないPepperくん。

味気ないと言えば味気ないのですが、自律走行型のロボットって、何度も目にしていると愛着が湧いてくるのです。

たとえばロボット掃除機のルンバが我が家にはありますが、いつどんなときも文句を言わずあちこち動き回って掃除している姿を見ると、「がんばってるな」とか「かわいいやつめ」「ありがとね」といった温かい感情を自分の中に感じたことが何度もありました。

相手は感情を持たないロボットなのですが、人間の方が勝手に意味づけをするんですね。

Relayが人に愛されるロボットになるかどうかはわかりませんが、ビジネスホテル内であれば誰かに悪戯されるようなこともあまりなさそうですよね。

Nタワーに導入されるRelayは1台だそうです。Nタワーはビジネスホテルと言っても内装はお洒落なカフェのような空間になっています。

このお洒落空間でロボットが働くのかと思うと、時代は確実に変わっていくのだなぁと妙に感慨深いものがあります。

池に身投げしてしまった警備ロボットのようにならず、安全に職務をまっとうしてほしいなと思います。