Jiboが資金調達から2年をかけて出荷へ。日本版はどうなる?


Jibo(ジーボ)というコミュケーションロボットがあります。

Jiboは2014年にクラウドファウンディングで大きく資金調達を行い、世界中で注目を集めました。

この記事では、Jiboはどんなロボットなのか、また日本での発売について考えてみました。

難航したJiboの開発

当初の計画では2015年の販売予定でプロジェクトが進められていましたが、2年遅れて2017年9月19日に出荷が開始されました。

Jiboには日本から出資を行った人たちもいるのですが、一時期アメリカとカナダ以外には出荷しないと通知があり、Jiboは非難を浴びていました。

その後、日本語対応を2017年に発売予定と発表され、大きく進展しましたが、英語版がようやく発売されたこともあり、日本語版への対応はまだ先になるのではないかと思われます。

日本からKDDIと電通ベンチャーズがJiboへ出資をおこなっているため、Jiboの発売はKDDIを通じて行われるのかも知れませんね。

実は筆者は、今年の頭にJiboを生で見たことがあります。

ある大規模な会合に出席した際に、会場内でJiboのデモが行われていました。

しかし、その場ではJiboの撮影や画像をネットなどに公開することは厳禁とされていたのです。

その時はこうした背景があることを知らなかったのですが、日本の出資者への配慮だったのかも知れません。

Jiboはどんなロボット?

Jiboは一つ目のディスプレイとその滑らかな動きが特徴的です。

とてもシンプルな形をしているのに、まるで生きているかのようなチャーミングな動きをするのです。

私もその動きを直接目の当たりにしたときはその表情豊かな様子に大変引き込まれました。

Jiboは内蔵カメラで写真やビデオを撮ったり、パーソナルアシスタントのようなリマインド機能やメッセージ送信機能がついています。

人工知能搭載で、相手の好みを学習する機能もついています。

これだけだと他のコミュニケーションロボットと大差ないように感じられるのですが、Jiboの最大の特徴は、「持ち主の自然な感情を理解」して「心を込めて役に立つ」ことだと思われます。

実際にはロボットですから感情はありません。

人間のほうがJiboに対して「感情を理解してくれた」「心を通わせることが出来た」と錯覚するだけなのですが、人にその錯覚を起こさせるのがJiboの仕草なのです。

瞬きやからだを傾けたりする細かく複雑な動きが同時多発的に行われることで、まるで生きているみたいに感じるし、こちらの反応に合わせてJiboも適切な反応をしてくれるので、心が通ったような気がするのですね。

Jiboの動きはアニメーションを参考に開発されているそうです。

また、Jibo生みの親であるシンシア・ブラジル准教授はインタビューの中で「アップルとグーグルとピクサーを合わせたようなロボット会社になりたい」と語っており、Jiboが単なるアシスタントロボット以上に人に寄り添うロボットを目指して開発されていることがわかります。

こちらはJiboをいち早く受け取った人によるシェア動画です。

箱から出して、スマホからセットアップを行い、実際に使っている様子が公開されています。

さらにこちらは、AIスピーカーのGoogle HomeとAlexaにJiboを対面させた様子がアップされています。

こうしてみるとJiboのチャーミングさが際立ちますね。

日本ではソフトバンクのペッパーくんの対抗馬としてKDDIがJiboを売り出していくのでしょうか。

AIスピーカーも日本ではまだ普及しておりませんので、今後どのような展開になっていくのか見守りたいと思います。

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