パルロとは?介護ロボットとしても期待が集まる会話ロボットについて


パルロ」とは、富士ソフトが開発した「会話ロボット」です。約40cmの小さな人型のボディの中に人工知能を内蔵しています。

二足歩行ができるのはもちろんのこと、最大の特徴は、人間とスムーズなコミュニケーションを取るための、様々な機能を持っていることです。

パルロは何ができるの?

パルロは人間との会話をする機能を持っています。実は、声で人間と会話をするのは、ロボットにはなかなか難しいことです。

まず、言葉をきちんと聞き分けて、その意味を理解しないといませんが、パルロは言葉を聞き分けた上で、話題になる言葉を予測する機能を持っています。しかも、素早く、テンポよく応答するように作られています。

また、インターネットに接続することもできるので、最新の話題などにも対応できます。

こうして、パルロは、単調にならずに会話を続けられるようになっています。

パルロを開発した富士ソフトは、幅広い分野のソフト開発を行っていますが、文章作成に使う日本語入力用ソフトも作っている実績があります。

日本語をコンピューター上でうまく扱うための蓄積が、パルロでも生かされているのでしょう。

今後はさらに、パルロが使われていくことで、会話の経験が蓄積され、さらにスムーズな会話機能が実現されていくと思われます。

さらに、1人1人の顔を覚えたり、表情を認識したり、それぞれの人との思い出を記憶したり、会話で感情を表現することができます。

これによって、その人とそのパルロだけの思い出ができる、という点も大きな特徴でしょう。

また、人型のボディを活かして、歩行するだけでなく、手足を動かしたり、踊ったりすることで、人とさらにコミュニケーションを取りやすくなっています。

人間同士の場合でも、実は、コミュニケーションの多くは、ノンバーバルな(言葉以外での)もの、だと言われています。

体を使ったコミュニケーションは、ロボットでも重要な事だと言えるでしょう。

パルロに期待される介護分野での活躍

これらの機能を持ったパルロは、現在、介護等の分野で活躍する介護ロボットとしての活躍が期待されています

と言っても、パルロの小さな体では介護施設利用者の方を直接持ち上げたりすることはできません。しかし、その優れたコミュニケーション能力を活かすことができます。

例えば、孤独感を感じてしまいがちな方との、楽しいおしゃべり相手になることができます。

ただのおしゃべりと言っても、気持ちを明るくして、会話のために頭を使うことで、精神的な面で大きなケアができる事になります。

また、パルロと一緒に体を動かそう、というモチベーションを持てることで、リハビリ支援になることも期待されています。

まとめ

パルロのようなコミュニケーションロボットが介護施設で必要とされることなど、筆者は想像もしていませんでした。

会話のできるロボットの需要は思いがけないところにあるものですね。

パルロは一人一人との、暖かいパートナーになることでしょう。ロボットを相棒に暮らす未来は、近い将来、当たり前のものになるのかも知れません。

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