介護ロボット パロってなに?何ができるの?導入事例は?


少子高齢化社会となり、介護は避けて通ることのできない問題となりました。

なかでも介護の負担は大きく、深刻な問題です。

そこで介護者の抱える精神的、肉体的負担を減らすために介護ロボットに期待が寄せられています。

この記事では介護ロボットパロについて紹介します。

介護ロボット パロってなに?

人は動物と触れ合うことで気持ちが安らいだり、楽しさを感じ、ストレスを軽減することができますが、生きている動物でセラピーを行うには多くの難題も同時に起こります。

動物からの感染症や、アレルギーの心配や、生き物ですから噛みついたりひっかいたりすることもあります。

動物を飼育する負担や管理の手間なども発生します。

アニマルセラピーは効果がある手法ですが、こうした理由から医療施設や介護施設での導入が困難でした。

これらの問題をクリアできるのが介護ロボットパロです。

介護ロボット パロはセラピー用のロボットで、アザラシのぬいぐるみのような可愛らしいロボットです。

ふわふわの白い毛におおわれていてつぶらな黒目の優しい顔をした赤ちゃんアザラシで、主に心身をいやすセラピーの目的で使用します。

パロはどんなことができるの?

パロにはたくさんのセンサーや人工知能が内蔵されています。

呼びかけると首をかしげて反応したり、抱っこしたりなでてあげると喜びます。

まばたきをしたり目を閉じたり、かわいらしく豊かな感情表現で人間の五感を刺激します。

パロはアニマルセラピーと同じような効果を与えることが出来るロボットとして認められており「世界でもっともセラピー効果のあるロボット」としてギネスブックにも認定されています。

パロと触れ合うことで自然と笑顔がこぼれたり、本物のペットのように話しかけたりなでたりする人が多くいます。

すると脳の刺激になり、認知症の患者では脳波や血流に改善が見られたり、深夜の徘徊や暴言、暴力と言った行動の減少につながる結果が出ています。

パロに導入事例はあるの?

アメリカでは食品医療品局で医療機器としての承認を受けており、認知症の高齢者や自閉症の子供たちのセラピーに採用されています。

デンマークでは実に8割の施設が公的に導入しており、世界的にも高く評価されています。

発表当初は個人ユーザーが大半を占めていた日本でも、介護福祉施設で導入されたり公的な助成が行われ、多くの医療施設で導入されています。

まとめ

かわいらしいパロを目の前にすると、飼っていたペットや赤ちゃんを育てたときの記憶が刺激される人もいます。

こうして脳が活性化されることにより、認知症で入院する人々や自閉症の人々の情緒の安定に効果をもたらしてくれるパロ。

介護者の負担や心労の軽減にも一役買ってくれます。

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