Sotaでロボット開発にチャレンジ?自由度高すぎなコミュニケーションロボットの魅力


Sota(ソータ)とは、ヴイストン株式会社が作ったロボットです。

高さ28センチで、机の上に置いて使うような、上半身だけ人型で、手と、大きな目のある頭が特徴です。

「Sota」という名前は、「social talker」を縮めた呼び名で、コミュニケーション機能に重点を置いていることが伺えます。

コミュニケーションのために、カメラやマイク、スピーカーを備えている他、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能も内蔵しています。

会話をする機能のほか、英語で話す機能をつかって、英会話の練習もできるように開発中のようです。

Sotaはどんなロボット?

このSotaは、他のロボット製品と比べると、あまり、具体的にこのような使い方ができる、という事が強調されていません。

というのも、Sotaは、完成された製品というよりは、将来のロボットの発展のために生み出されたもののようです。

Sotaは、大阪大学の石黒浩教授による研究プロジェクトの成果を元に開発されており、ヴイストン社ではSotaを、研究用ロボットに位置づけています。

人間のようなロボットを作るためには、人間の非常に多くの機能をロボットにも身につけさせる必要があり、開発は膨大な手間と時間がかかります。

Sotaは、その研究・開発をやりやすくすることを大きな目標にしているようです。

Sotaは、完璧なロボットではなく、むしろ自分でアプリ・ソフトを作ってSotaを動かすことを想定しています。

そのために、ソフトを開発したい人たちの話し合う場所が用意されていたり、Intel EdisonやLinuxという、世界的に使われている共通の部品・ソフトが使われています。

これによって、他のプログラミングなどと似たやり方でSotaのソフトを作ることができるため、Sotaに触れたことがない人でも、取り組みやすくなっています。

SotaとCommU

もともと、Sotaには、兄弟と言えるロボットがいます。それは、「CommU(コミュー)」というロボットで、Sotaとシルエットは似ていますが、より人間に近い外見をしています。

ComuuはSotaよりも動く部分が多く、例えば、目の動きで感情を表現したり、より自由に身体を動かすことができます。

人のコミュニケーションは身振り・手振りなどの動作によるものが意外に多いので、この方がより、人間らしいコミュニケーションができるのでしょう。

しかしながら、動かす部分が多くなるということは、それだけプログラムなどの準備が大変になるということです。

Sotaは、CommUよりも、あえて動く部分を少なくし、絞り込むことで、より多くの人がロボット開発をしやすくしているのでしょう。

完成品のロボットを、1冊の出来上がった本に例えるなら、SotaやCommUは、描きやすいノートやスケッチブック、ということでしょう。

Sotaから、新しいロボットの使い方や、それを助けるソフト・アプリが生み出されていくことでしょう。

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