AIスピーカーと言えば思い浮かぶのがAmazon Echoですが、Amazonは2017年5月に新型のEcho Showを発表しました。
ここではEcho Showの特徴やAmazon Echoとの違いについてご紹介します。
Echo Showはタッチスクリーン搭載
Echo Showの最大の特徴はタッチスクリーンが搭載されたことです。
Amazon Echoに7インチのスクリーンがついたのがEcho Showということになります。
スクリーンでは音声通話やビデオ通話、Youtubeの再生、天気の表示などが可能で、Amazon Echoと同様にスマートホームの機能がついており、照明の操作などができます。
タッチスクリーンがついたことで見た目もAmazon Echoのスマートさとは大きく異なっており、小型のテレビのような感じがします。
スクリーンのしたにステレオスピーカーがあり、500万画素のカメラも搭載しています。
カメラはビデオ通話に使用するだけでなく、赤ちゃんの部屋の様子を見るといった使い方も可能です。
なぜAmazonがスクリーン付きのAIスピーカーを発売したのかというと、既存のAIスピーカーの欠点をスクリーンが補うことが出来るからではないでしょうか。
たとえば、「いま何時?」とか「今日の天気は?」といった単純な質問であれば音声のやり取りで十分ですが、AIスピーカーの回答が「検索結果を表示しました」のようなものだった場合、ユーザーはスマホやタブレットを開いて結果を見る必要が出てきます。
それだと手で検索してるのとあまり変わらないんでは・・・という気もしますよね。AIスピーカーの魅力はハンズフリーで音声で操作ができる点にあります。
そこでスクリーン付きのAIスピーカーを誕生させたのではないでしょうか。
Echo Showの紹介動画を見ていると、ビデオ通話がハンズフリーでできるのはとてもスムーズで魅力的にみえますね。
Amazon Echoを持っている人の51%が台所に置いていたそうなので、レシピを表示させたり、外で遊ぶ子供たちを室内から見守ったり、おばあちゃんや仕事中のママとビデオ通話したり、といった使い方に最適なデバイスがEcho Showとして登場したと言えるでしょう。
Echo Showの値段は?
気になるEcho Showの値段は230ドル。日本では約26000円です。
ホワイトとブラックの2色があり、発売は6月28日で25日現在は仮予約を受付中。
しかし残念ながら日本での発売は未定となっています。
AIスピーカー市場にはGoogleやAppleも参入してきていますが、今のところAmazonが圧倒的に市場をシェアしているようです。
まとめ
日本ではまだまだ普及していないAIスピーカーですが、LINEが販売を開始するというニュースもありますし、1年後はどうなっているか楽しみですね。