ロボットスーツHAL の価格はどのくらい?レンタルの値段は?

ロボットと聞くと、自律的または指示通りに動く機械のことをイメージする方が圧倒的に多いと思います。しかし、最近ではロボットの形も多様化しており、なかでも介護や医療、製造現場などにおいてはロボットスーツというもののニーズが高まってきています。

今回は、そんなロボットスーツのなかでも特に注目の「HAL」という製品の価格について詳しく紹介していきます。購入する場合の価格はもちろん、レンタル料金や契約の方法についても紹介しますので、ロボットスーツの導入を検討している方はぜひ最後までお読みいただき、参考にしてみてください。

ロボットスーツ「HAL」とは?簡単におさらい

まずはロボットスーツ「HAL」というものがどのようなものなのか、改めて確認しておきましょう。今回の記事はHALの価格の紹介がメインのため、概要については簡単に紹介します。

HALはロボットスーツというだけあって、人間の身体に身につけて利用するロボットです。HALを装着することによって、ロボットが人間の動きをサポートし、重いものであっても比較的簡単に持ち上げたり移動したりといったことが可能になります。

ロボットスーツ「HAL」にはいくつかの種類がある

HALの価格を紹介する前に、まずは大前提としてHALというロボットスーツには複数の種類があることを覚えておく必要があります。当然、HALの種類別に販売価格やレンタル価格、提供条件なども変わってくるため、事前に押さえておきたい重要なポイントです。

HALは大まかに分けると「MEDICAL TYPE」と「NON-MEDICAL TYPE」の2種類があります。MEDICAL TYPEとはその名の通り医療用のロボットスーツとして開発されたもので、NON-MEDICAL TYPEは医療以外の現場において身体の負担を軽減するために開発されたものです。

そして、NON-MEDICAL TYPEのなかにも福祉用、自立支援用、介護支援用、作業支援用という4つの種類が存在し、それぞれのタイプによって機能が異なります。以下にHALの種類別の概要をまとめていますので参考にしていただき、価格を調べる際には間違わないようにしましょう。

MEDICAL TYPE

医療用下肢タイプ。歩行のリハビリ訓練用として使用します。足の関節を曲げる動作をサポートし、装着者は徐々に歩行に慣れていくことができます。

NON-MEDICAL TYPE
  • 福祉用:歩行のサポートはもちろん、立ったり座ったりする際の関節の曲げ伸ばしをサポートします。下肢タイプ。
  • 自立支援用:局所的に痛めている関節などがある場合、その部分にピンポイントでサポートするのが自立支援用です。単関節タイプ。
  • 介護支援用:患者や介護を受ける人ではなく、介護職員などの負担を軽減する目的で提供されているのが介護支援用です。介護対象者を持ち上げる際に大きな負担となる腰部分への負荷を軽減してくれます。腰タイプ。
  • 作業支援用:介護支援用と同様に、重いものを持った際に腰にかかる負担を軽減してくれます。腰タイプ。

ロボットスーツHALの販売価格は?

サイバーダイン社のロボットスーツHALの価格はどのくらいで利用できるのでしょうか。

サイバーダイン社の公式発表によれば、現在は販売価格は掲載されておらず、レンタルもしくはリースでの利用が基本になるようです。

ただし、介護支援用HALの場合のみ、サイバーダイン社のホームページに購入価格が掲示されています。諸費用なども含む価格は以下の通りです。

HAL介護支援用 腰タイプ:2,000,000円

初期導入費用:108,000円

合計:2,108,000円

その他のモデルについても購入はできるのかもしれませんが、個別に交渉が必要かもしれません。HALはほとんどがサイバーダイン社と提携している代理店を通して営業をしていますが、どうしても購入したい場合はサイバーダイン社と直接やり取りをしてみるのも良いかもしれません。

ロボットスーツHALは当初、500~700万円という価格帯での販売計画があったとの情報もあります。あまりにも高額すぎて営業形態を見直した、というところでしょうか。

ロボットスーツHALのレンタル価格は?

さて、HALを利用するうえではほとんどの企業がレンタルとして契約しています。そして、一口にレンタル料金といっても先ほど紹介したようにHALにも色々なタイプや違いがあるため、当然のことながら料金や契約プランも個別に異なってきます。

今回は、サイバーダイン社からレンタル料金が公表されている、HAL福祉用と、HAL自立支援用、HAL介護支援用についてご紹介します。

まず、HAL福祉用の場合は両脚用または片脚用のパターンで提供されており、それぞれレンタル料金も変わってきます。

HAL福祉用(両脚)

初期導入費用 550,000円

月額利用料金 6ヶ月契約の場合188,000円

1年契約の場合178,000円

3年契約の場合168,000円

5年契約の場合158,000円

HAL福祉用(片脚)

初期導入費用 400,000万円

月額利用料金 6ヶ月契約の場合139,000円

1年契約の場合132,000円

3年契約の場合125,000円

5年契約の場合118,000円

 

ちなみに、福祉用以外の自立支援用、介護支援用については、サイバーダイン社の代理店によっても多少料金が異なってきます。あくまでも参考価格とはなりますが、自立支援用の場合であれば初期導入費用が40万円ほど、毎月14万円前後の料金となります。レンタル期間は5年間で提供します。

介護支援用を購入ではなくレンタルする場合の料金としては、初期導入費用が10万円、毎月8万円前後の月額料金が必要になります。自立支援用とはレンタル期間が異なり、介護支援用の場合は3年間の契約となります。

また、いずれの契約においても個人ユーザーは対象外となり、あくまでも法人ユーザーのみが対象となるため注意が必要です。

ロボットスーツHALの契約は?

ロボットスーツHALはこれまでにない画期的な新製品であると同時に、ロボットという新しい分野でもあるためか、まだまだ個人というよりは法人を意識した価格帯のように見受けられます。

サイバーダイン社も、現在は個人向けにはレンタルしていないほか、契約までに訪問してデモンストレーションをしてからといったような手順を行っています。

しっかりとプロセスを踏んで製品を確認しながら契約を進める形にしているようです。

もう少し利用しやすいように、1時間単位のレンタルの構想や、医療機関が個人に貸し出すような話もネット上にはあるようですが、実施されているのかは不明です。

その他、様々なタイプについては、サイバーダイン社やその代理店に、詳細を問い合わせる必要がありそうです。いずれにしても今回ご紹介してきた料金では、まだまだ安い負担とはいい難いように思えます。

しかし、腰やヒザが楽に使えるようになったり、自立支援に画期的に役立ち、支援施設で効率的に使えるならば、決して高くはないと言えるでしょう。近年叫ばれている働き方改革にもマッチする商品といえるため、生産性アップや従業員の働きやすい環境を整備する意味においてもぜひ検討してみてはいかがでしょうか

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