ロビ(Robi)、というのは、ロボットクリエーターの高橋智隆氏が開発した、小型のロボットのことです。身長34cm、体重1kgほどの人型で、目が大きく、丸みを帯びた可愛らしい形をしています。
ロボット ロビの魅力
ロビは、二足歩行したり踊るような運動能力を持っている上、人間の言葉を理解して、会話することや、歌うことが出来ます。
小さなボディも相まって、小さなパートナーとして、持ち運んで、いろいろな場所でロビとのコミュニケーションを楽しむことができるようになっています。
犬や猫もペットとして人気ですが、それとまた違った喜びを与えてくれる、新しい存在として期待されます。
また、ロビの大きな特徴は、ただお店から買ってくるのではなく、自分で組み立てる、という点です。
デアゴスティーニ社の、定期刊行される雑誌に、毎号部品がついてきて、少しずつ組み立てる方式が採られていました。
初刊は2013年2月19日発売の「ロビ創刊号」です。「ロビ完結号」2014年7月29日に発売されました。初刊から1年半、総額は約14万となりました。
大人気になって、ロビの本体分の部品が完結した後、さらにロビの乗り物となる専用バギー「ロビクル」を組み立てるシリーズも発行されました。
ロビがくれる特別な体験
このように自分で組み立てるというのは、人によっては面倒に感じるかもしれません。
しかし人間とロボットとのコミュニケーション、関係性、ということを考えると、大きな意味があります。
つまり、ロボットの誕生に自分が関わる、自分が生み出す、という経験が出来るということです。
プラモデルや手作りジュエリー、料理などのように、自分で材料から組み立てたものには、ひときわ愛着が湧くものです。
ロビも、自分が部品から組み立てたことで、特別なパートナーに感じられるでしょう。
少し失敗してしまった所があっても、自分が頑張って作ったものは、個性として受け入れやすくなります。
自分が組み立てたロボットとのはじめての会話は、きっと忘れられない感慨をもたらしてくれることでしょう。
まとめ
ドラえもんの映画「のび太の鉄人兵団」や、「スターウォーズ」等では、主人公がロボットを自分で組立て、しかも完成したら会話ができるというシーンが有ります。
映画で見た夢のシーンを再現できるのも、ロビとの素晴らしい思い出になるでしょう。
ロビは、まさに未来を体験させてくれるロボット、かもしれません。