日本の家電メーカーも参入していますが、やはりロボット掃除機と言えばルンバではないでしょうか。アイロボット社がルンバの新モデルを発表したので、これまでの機種との違いや特徴などを紹介したいと思います。
ルンバの2017年新モデルは2種類
新しく発売されるルンバはルンバ890とルンバ690です。
Wi-Fiに対応しており、自分のスマホから遠隔操作が可能。
既存の上位モデルであるルンバ900シリーズはWi-Fiに対応していたのですが、中価格帯である800シリーズと600シリーズでもWi-Fi対応となったことが注目すべきポイントです。
スマホからワンタッチで操作で掃除ができるのはとても便利ですね。
専用のアプリiRobot HOMEを使用すれば、曜日と時間を指定していつも決まった時間に掃除してくれるようにセットすることも可能です。
お掃除嫌いの人にはこのうえなく嬉しい機能ですね。
今回のミドルレンジモデルへのWi-Fi対応で、アイロボット社は現行のすべての機種でWi-Fi対応を実現しました。
Wi-Fi対応はもはや標準機能と言えそうです。
ルンバ890の価格は69800円(税別)、ルンバ690が49880円(税別)なっています。
4万円代の機種でもスマホで操作が出来るのは嬉しいですね。
ルンバ890とルンバ690の違いは?
両機種の価格の違いは2万円と大きいですが、どちらもWi-Fi機能が搭載されています。この価格の差はどこにあるのでしょうか。
違いは清掃システムにあり、吸引力に5倍もの差があります。
ルンバ890では回転ローターがブラシではなく突起がついており、真空になる箇所を作ることで吸引力が格段に向上しています。カーペットなどの埃を除去するのにパワーを発揮してくれます。
新機能となるWi-Fi対応には差がなく、両機種とも充電3時間で最大60分稼働します。
ですので、どちらの機種を買うか迷ったら掃除機能のスペックで選ぶといいでしょう。
AIスピーカーとの連携を視野に
今後アイロボット社ではAIスピーカーとの連携を視野に入れており、そのためにWi-Fi対応を全機種で行ったという見方が濃厚です。
スマホとの連携だけでなく、いわゆるスマートホームに対応させようという狙いがあるようです。
アメリカではすでにGoogle HomeやAmazon EchoといったAIスピーカーとの連携が実現しており、日本でもAIスピーカー対応を準備中とのこと。
声で家電を操作する、魔法みたいなことが近い将来はほんとうに当たり前のことになりそうですね。
ルンバは日本のロボット掃除機市場で61%のシェアを獲得しており、絶大な支持を得ています。
まとめ
日本の家電メーカー各社でもロボット掃除機が発売されていますが、ルンバ人気はまだまだ圧倒的ですね。
ルンバ890とルンバ690ともに2017年8月24日発売予定です。