本日のプレスリリースでダントツに目を引いたのが「17歳率いるロボットスタートアップ」の文字。
非常に興味をそそられましたのでまとめてみたいと思います。
17歳の代表取締役
「17歳率いる」と聞いてアメリカの会社かな?
と思いましたが、裏切られました!
日本で日本人が立ち上げた会社なのです。
日本にもこういう方がいるんですね!
会社名は株式会社Yoki、代表取締役の東出風馬(ひがしでふうま)さんは1999年、東京生まれの現在17歳。
どんな経歴なのか気になるので調べてみました。
2016年の夏に、THINKERS FESテクノロジー部門で優勝。
2016年11月にはTOKYO STARTUP GATEWAYにおいて1000人の応募者の中から優秀賞を獲得。
2017年2月に株式会社Yokiを設立。現在、同社代表取締役社長。
中学2年生の時には起業を決めていたというのですから、やっぱり普通じゃない!
株式会社Yokiは何を提案しているの?
株式会社Yokiは「画面に依存しない情報端末をつくる。」ということを宣言しています。
「画面に依存しない情報端末」とはどのようなものなのでしょうか。
「シンプルで使っていて楽しくなる情報端末」「操作される前に能動的に動ける情報端末」と言う言葉で説明されているのですが、具体的にはどのようなものなのかを見ていきたいと思います。
私たちは今、スマホやパソコンなどのブラウザ端末を使っていますが、もっとラフに、自由に、何かを知りたいときに答えが得られたら便利ですよね。
わざわざブラウザを開かなくても、「○○ってどこにあるの?」と尋ねるだけで答えが返ってくるようなそんな情報端末。
これが画面に依存しない情報端末と言うことなのですね。
そして、人間同士のように情報をやり取りできる端末を考えた結果、ロボットにいきついたようです。
「シンプルで使っていて楽しくなる情報端末」は、キーボードをたたくだけの従来の無機質な操作ではなく、感情面でのつながりを感じられるような存在としての端末を意味しています。
そこで、「まるで生きているかのような動きが出来るロボットを作る」、ということにいきつきました。
「操作される前に能動的に動ける情報端末」とは、人が自分で操作をしなくても端末のほうから自発的に提案してくれるということですね。
寒そうにしていたらエアコンのスイッチを入れてくれたり、食事の履歴や好き嫌い、健康状態を考慮してランチを提案してくれたり。
こんなロボットがそばにいてくれたら確かに楽しそうです。
この能動的なアクションを可能にするために「センサーの搭載」という考えが生まれました。
具体的な製品は?
株式会社Yokiが提案する端末、具体的にはどんな製品が世に送り出されるのでしょうか。
現在開発しているのはHACOというプロジェクトで、木製の小さなコミュニケーションロボットになります。
ビジュアルも公開されており、自由につかってよいということでしたのでこちらに掲載します。
かわいいですよね。なんだかなごみます。
オープンソースや汎用パーツを活用して、かつてないほどの低価格とカスタマイズ性を実現するのだとか。
「一家に一台」をグッと現実に近づけるプロジェクトが今まさに始まっているのかも知れません。
クラウドファウンディングは数か月先のようで、先行販売が行われるようです。
まとめ
日本初、17歳が開発するコミュニケーションロボットが誕生します!
今後も注目したいと思います。