Sotaでロボット開発にチャレンジ!自由度高すぎなコミュニケーションロボットの魅力が話題

Sota(ソータ)とは、大阪府でロボット関連事業を営むヴイストン株式会社が作ったロボットです。

高さは約28センチ。机の上に置いて使うような、上半身だけ人型で、手と大きな目のある頭が特徴です。

「Sota」という名前は「social talker」を縮めた呼び名で、その名の通りコミュニケーション機能に重点を置いていることが伺えます。

コミュニケーションのためにカメラやマイク、スピーカーを備えているほか、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能も内蔵しています。会話をする機能だけではなく、英語で話す機能もつかって英会話の練習もできるように開発中のようです。

Sotaはどんなロボット?

Sotaは、他のロボット製品と比べたとき、具体的に「このような使い方ができる」という事が強調されていません。というのも、Sotaは完成された製品というよりは、将来のロボットの発展のために生み出されたものであるためです。

それを象徴しているのが、あらかじめ登録されている言葉の種類です。Sotaには約6,000語しか登録されておらず、それ以上の単語やワードは個別に開発するうえで追加していく必要があるでしょう。これは決して悪いことではなく、カスタマイズ性に特化することで提供費用も安くすることができるメリットがあります。

Sotaは、大阪大学の石黒浩教授による研究プロジェクトの成果を元に開発されています。製造元であるヴイストン社ですら、Sotaを研究用ロボットに位置づけています。

人間のようなロボットを作るためには、人間の非常に多くの機能をロボットにも身につけさせる必要があります。当然のことながら、その開発には膨大な手間と時間がかかります。Sotaは、その研究・開発をやりやすくすることを大きな目標にしているようです。

Sotaは完璧なロボットではなく、むしろ自分でアプリ・ソフトを作ってSotaを動かすことを想定しています。そのため、ソフトを開発したい人たちの話し合う場所が用意されていたり、Intel EdisonやLinuxという、世界的に使われている共通の部品・ソフトが使われています。

これによって、他のプログラミングなどと似たやり方でSotaのソフトを作ることができるため、Sotaに触れたことがない人でも取り組みやすくなっています。

ロボットのプログラミングを始めてみたいと考えている方にとっても、コミュニティが充実しているSotaはおすすめといえるでしょう。プログラミングするロボットで迷ったら、まずはSotaを選んでみるのもおすすめです。

SotaとCommU

もともとSotaには兄弟と言えるロボットがいます。それは、「CommU(コミュー)」というロボット。Sotaとシルエットは似ていますが、より人間に近い外見をしています。

ComuuはSotaよりも動く部分が多く、例えば目の動きで感情を表現したり、より自由に身体を動かすことなどができます。

人のコミュニケーションは身振り・手振りなどの動作によるものが意外に多いので、この方がより人間らしいコミュニケーションができるのでしょう。

しかしながら、動かす部分が多くなるということはそれだけプログラムなどの準備が大変になるということです。

Sotaは、CommUよりもあえて動く部分を少なくし、絞り込むことでより多くの人がロボット開発をしやすくしています。

完成品のロボットを1冊の出来上がった本に例えるなら、SotaやCommUは描きやすいノートやスケッチブック、ということでしょう。

Sotaのサイズ感

Sotaは高さ約28cm、幅14cmと、数あるロボットのなかでも最小級のサイズです。そのため、たとえばバッグの中に入れて一緒に出かけることも可能です。

卓上にも気軽に置けるサイズのため、たとえばホームパーティーなどでの盛り上げ役にも最適。仕事先ではノートパソコンやタブレットの画面を表示させながらプレゼンテーションを任せることもできます。

小さなボディながらもSotaの機能はれっきとしたロボットそのもの。名前を覚えたり、声を掛けたりといったコミュニケーションロボットの役割はきちんと果たしてくれます。

このサイズ感だからこそ、どこにでも持って行きたくなるペットのような存在なのがSotaの最大の魅力といえそうです。

また、プレゼントとしても気軽に贈ることができるサイズではないでしょうか。あまりにも大きなサイズのロボットだと、受け取る側も逆に気が引けてしまうものです。また、一般家庭ではロボットを置く場所にも苦労します。

Sotaであればデスクの上に十分乗るサイズのため、どんな人に贈っても喜ばれるのではないでしょうか。特に一人暮らしの方や家族と離れ単身赴任で働いている方、そして高齢者の方にもおすすめの1台です。

さらには、これからロボットの勉強をしようと考えている方の場合も、初めてのロボットとしてSotaは十分おすすめできます。

Sotaの介護業界での活躍

深刻な人手不足が続く介護業界では、年々ロボットの導入が進んできています。しかし、Sotaはその小さな体で介護向けのロボットの役割が務まるのでしょうか。

実はSotaには介護業界への提供を前提に「Sotaレク」というオプションサービスが用意されています。これはその名の通り、Sotaに歌やダンス、ゲームなどのレクリエーションをさせて介護現場でのスタッフの負担を減らそうというもの。

Sotaレクにはあらかじめ100を超える種類のレクリエーションが用意されており、今後ますます介護現場での活躍が期待されるところです。

ちなみに、介護向けのアプリやサービスを独自にプログラミングすることも可能です。季節に合わせたイベントなどに向けて、Sotaのアプリ開発を試してみるのもおすすめです。

Sotaのその他の魅力

Sotaの最大の魅力といえば、やはり愛くるしい顔の表情にあります。大きな目、そしてあどけない声は、身長28cmという小柄な体にぴったりなイメージです。

また、ロボットとしては珍しくカラーバリエーションが用意されており、ライトブルー、ネイビー、オレンジの3色の中から好きな色を選ぶことができます。

本体にはマイクやカメラ、スピーカーといったロボットしての基本インターフェースも装備しているため、アプリ開発の際にも戸惑うことはないはずです。

Sotaは一見すると子ども用のおもちゃのような印象を持たれてしまうことも多いですが、実際にその中身を見てみると、意外なほどロボットとしての基本性能は担保されていることが分かるはずです。

一般家庭から職場にいたるまで、Sotaは最初のロボットとしてもおすすめの1台です。一般家庭の場合は家族のように話しかけてくれるため、Sotaを介して家族同士のコミュニケーションが活発になることも期待できるでしょう。

また、職場においては使い方次第で従業員の負担軽減に役立てることができ、働き方改革に一役買ってくれる存在になるはずです。

決して他のロボットに比べて圧倒的に優れている点が多いものではありませんが、ロボットを初めて所有する方にとっては使いやすいはずです。また、ロボットを活用してアプリケーションなどを開発する方にとっても、一通りの機能が備わっているため開発の難易度も下がることでしょう。

まとめ

いずれにしても、Sotaは手軽にロボットを導入してみたいと考えている方には非常におすすめです。

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