ついにデパートにロボット売り場ができる時代になりました。2017年10月4日に新宿高島屋に百貨店初のロボット専門店が常設売り場として登場します。
ロボットやIoT製品がスマホのように生活に浸透する可能性を見出した高島屋が、他社に先駆けて売り場を開発し、ロボットと人が共生する暮らしの提案を行います。
売り場の名称は「ロボティクススタジオ」。高島屋の狙いやどんなロボットが売り場に並ぶのか調べてみました。
新たな生活スタイルの提案
高島屋が掲げる売り場コンセプトは新たな価値を感じることのできる生活スタイルの提案です。
未知の商品との出会いを百貨店の強みである接客と実機体験などの体験を通じて演出するとのことです。
これまでどこに行けば実機を見られるのかよくわかりませんでしたが、高島屋に行けばロボットをこの目で見たり触ったりできる、というのはとても新鮮ですし、グッとロボット製品が身近に感じられますね。
百貨店は子供からお年寄りまで幅広い客層なので、これまでロボット製品に縁のなかった人達にも大いにアピールできることでしょう。
デパートは接客がきちんとしているので、女性が一人でも安心して見に行けるという信頼感もあります。
体験会も開かれるということなので、より身近なものとして買い物できることは間違いありません。
ターゲット層は3世代ファミリーということで、祖父母とつながる両親や孫世代だということです。
製品ラインナップ
気になるのがどんな製品が取り扱いされるのかという点です。早速ご紹介していきます。
MusioX
大手電化量販店でも大人気のMusioXがここでも登場です。英会話の学習ができるコミュニケーションロボットです。

Sota
家庭やオフィスで活躍するコミュニケーションロボットSota。かわいい見た目で誰もを引き付けるSota。会話機能や見守り機能がウリです。

全自動洗濯折り畳み機
洗濯ものをいれるとロボットアームが服を畳んでくれて、人工知能が家族ごとに分類してくれます。家事のわずらわしさからから解放してくれるロボットです。
Makeblockのプログラミングロボット
初心者でも簡単に組み立てながらプログラミングが学習できるロボットキット。

そのほかにもロボット体験会に名前が挙がっていたロボットはタピア、パルミー、Tipron、Lumigent、タチコマ、NAOです。


想像以上に多彩なラインナップで驚きました。プレスリリースによると、9階の常設売り場スペースは、10月は約10平方メートルの売り場ですが2018年3月には2倍の20平方メートルに拡大される予定となっています。
まとめ
10月4日の売り場オープンに合わせて9階と2階にも期間限定のイベントスペースが設置され、体験会やロボットショーが行われるということです。
ぜひ足を運んでみたいですね。