タミヤロボットスクールの全国フランチャイズ展開が発表されました。10月からフランチャイズ事業者向けの説明会が各地で行われるということです。
ロボット教室で全国展開している大手と言えばヒューマンアカデミー、レゴやクレファスが思い浮かびますが、タミヤロボットスクールの参入でこの業界はますます熾烈な争いに突入していくのでしょうか。
ヒューマンアカデミーは2017年5月時点で1000校を超え、生徒数は全国で1万5000名を上回っているそうです。
政府統計を確認すると、平成28年度学校基本調査では小学校の児童総数は644万8657名と記録されています。
そう考えるとまだまだ参入に余地があると言えるのかも知れません。
タミヤロボットスクールはどんなロボット教室を運営するのか見てみましょう。
タミヤロボットスクールのロボット教室とは?
タミヤロボットスクールは「本物のロボティクス学習をこどもたちに」のコンセプトで株式会社ナチュラルスタイルと株式会社タミヤが共同で開発しました。

オリジナルのカリキュラムを引っ提げて来春(2018年)から全国展開をスタートします。
この春の開校を目指して全国3会場で計6回の事業社説明会が行われ、スクールの具体的内容や運営の詳細、実際の授業を体験できるとのことです。
この説明会は塾事業者向けとなっており、もちろん同業者は参加することはできません。
タミヤロボットスクールのプレ教室
タミヤロボットスクールでは今年(2017年)の6月から新横浜で実験的に短期集中講座を開催し、実際の教室運営を定期的に行いながら実績を作ってきました。
短期講座の様子はNHK国際放送でも放映され、海外からも注目されています。
この短期集中講座の実績をもとに、より本講座に即した内容となる先行教室が10月に実地されることになっています。
先行教室で行われるのはIchigojamを使ったBASIC言語によるプログラミングとなっており、2つのコースが予定されています。
各コースの開催概要と開催地を以下にまとめました。
・プログラミングコース
本格的なプログラミンを学びます
開催地:仙台 東京 福井 岐阜
回数:月2回90分×10回
参加費用:4320円(税込)/1回
教材費:21000 円(税込)(教材キット:18000円 テキスト代3000円)
対象:小学3年生~中学3年生
使用教材:タミヤ社製カムプログラムロボット工作セット Ichigojam MaypleSyrup
キーボード モニター オリジナルケース
・メカニックコース
ロボット作りを通じて主体的に学ぶ力を身に付けます
開催地:仙台 東京
回数:月2回90分×10回
参加費用:6480円/月
教材費:16000円(税込)(教材キット13000円 テキスト代3000円)
対象:小学校2年生以上
使用教材:リモコンロボット制作セット(タイヤタイプ) ロングユニバーサルアームセット ドライバー8本セット(ビルダーズエイト) モデラーズニッパーα オリジナルケース
短期集中講座は受講説明会も開催されており、すでに募集が開始されています。対象の学年に満たなくても参加できる場合もあるので、開催者へ問い合わせてみてください。
仙台ではみやぎ生協の集会室が会場となっており、大阪や福岡ではなく福井や仙台が会場に選ばれている理由は、運営会社である株式会社ナチュラルスタイルの本社が福井県にあるからだと思われます。
まとめ
お父さん世代はプラモデルで親しんできたお馴染みのタミヤのロゴが入ったオリジナルケースにワクワクしてしまうのではないでしょうか。
