Tipron(ティプロン)はあまり馴染みのないロボットですが、高島屋ロボティクスのオープンイベントでデモが行われたりもしており、私たちに新しいライフスタイルを提案してくれるロボットです。
この記事ではTipronはどんなロボットで、何が出来るのかについてお伝えしていきます。
Tipronはどんなロボット?
最大の特徴はプロジェクターを搭載しているところです。
壁や天井をディスプレイ代わりにすることで、最大80インチの映像を投影することができます。
Tipronの新しさは、このロボットが自走して、さらに変形するというところ。
変身ロボのように体の形が変わって、目玉のような投影機があらわれます。
仮面ライダーなどの変身シーンに憧れて育ってきた日本人男性の心を思いっきりくすぐってくる仕様です。
Tipronは誰が作ったの?
Tipronを開発したのは秋葉原初の家電ベンチャー、株式会社Cerevo(セレボ)という会社です。
国内では珍しい家電のベンチャー会社で、代表取締役の岩佐琢磨氏はもともと松下電器産業でテレビのVIERAやカメラのLUMIXの規格に携わってきた人物です。
2007年4月に独立してCerevoを立ち上げ、デジタル家電の分野で革新的な商品を生み出しています。
Tipronのいる生活
Tipronはわたしたちにどんな新しい暮らしを提案してくれるのでしょうか。
Tipronはプロジェクター搭載の可変型ロボットなので、その役割は映像を映し出すことです。
天井にお気に入りの映画を映し出して寝たまま鑑賞することが出来たり、キッチンの壁にレシピを映しながら料理することが出来ます。
スケジュール機能が搭載されており、朝起きる時間に合わせて天井にニュースを流すといったことも全自動でできるそうです。
そうすると私達はテレビの前にいることから解放されますね。自分のいる場所にTipronがやってきて映像を流してくれるとしたら、ライフスタイルもがらりと変わりそうです。
ただし家中に映像を映し出すことが出来る広い壁が必要になりますが。
家庭だけでなく会社でも活躍してくれそうですよね。会議や展示会など、活躍の場は広そうです。
操作は専用のスマホアプリで行います。スピーカー内蔵なので本体だけで映像と音声両方を楽しむことが出来ます。
TipronアプリにYoutubeが入っているのでYoutubeを大画面で再生できるのは楽しそうです。パーティーなんかにもいいかも知れませんね。
Tipronが自走する姿、ちょっとかわいいです。
Tipronはどこで買えるの?
CerevoのオンラインストアかAmazonで購入することが出来ます。
価格は229,800円(税別)で送料は無料です。
まとめ
日本の住宅事情では使う人を選ぶロボットですが、海外のような広い家では使い勝手がいいかも知れないですね。
Amazonのレビューにも外国人の方からAwesom Robot!のレビューが入っていました。