私の仕事がロボットに奪われますか?!診断ツールを試してみた驚きの結果!

わたしの仕事、ロボットに奪われますか?」ドキッとする非常にセンセーショナルな質問ですね。

実はこれ、2017年4月22日に日本経済新聞社が公開したあるツールなのです。

そのツールとは、自分の仕事がどの程度ロボットに置き換わるのかを知ることが出来る診断ツールで、日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズが共同で開発したもの。

WEB上に公開されており、だれでも自由に診断してみることが出来ます。

ロボットに奪われる率を数値化してみよう

診断の方法はとても簡単です。

まず、一つ目の質問「あなたの職業は何ですか?」の問いに応えます。プルダウンメニューで業種を選択し、その次に職業を選択します。この2つを選択すると、即座に診断結果が現れます。

「何%がロボットで代替できる」と明確に数値で示されるのです。たとえば、私のようなライターはどうでしょうか。実際に診断してみました。

業種の選択に迷ったのですが、「メディア、エンターテイメント、デザイン」を選び、職業には「メディア・通信機器オペレーター」を選択しました。

すると結果は・・・41.3%がロボットで代替できるとの結果になりました。

約半分がロボットに置き換わることになるとのこと。これを高いとみるか、低いとみるのか基準はわかりません。しかし、もし同業者の半分がロボットに取って代わられると想像したら、やはりこれは高い数字なんだと実感します。

しかし一方で、仮に自分の仕事の半分がロボットで自動化できるのなら、よりクリエイティブな仕事に時間が使えるわけで、これって良いことなのでは?という考え方もできます。

「ロボットに仕事が奪われる=悪」とは限らない

たとえばライターという仕事の場合、記事を書くうえで事実を網羅的に書き連ねる部分もあれば、自分自身が感じたことや考えたことなどを考察して書く部分もあります。

当然、「考えて書く」という部分は人間に与えられた唯一無二のスキルであり、いくらロボットの性能が進化したからといって全てが代替されるとは限りません。

一方で、事実やデータに基づいて書かなければならない部分については、必ずしも人間による作業のほうが良いとは言い切れない部分もあります。

コンピュータやロボットが情報を集め、自動的に事実のみを正しい日本語によって書き連ねることができるのであれば、そのほうが効率的であるに決まっています。

自動化できるところは自動化する。それ以外の「人間らしい仕事」に人間は集中すべきである、というのが本来あるべき姿なのかもしれません。

これまでの歴史を紐解いていくと、単純な作業を繰り返す肉体労働者の仕事は機械に取って代わられてきました。ロボットや人工知能が発達していくことによって、さらにそこから一歩前身して「頭脳の単純作業」が自動化されていくことになるでしょう。

「ロボットによって仕事が奪われる」のではなく、「より高度でクリエイティブな仕事だけを人間がするようになる」といったほうが正しいのかもしれません。

それはすなわち、人間は単純労働から解放され、より生産性の高い密度の濃い仕事のみをするようになるということでもあります。

診断ツールの詳細

話を診断ツールに戻してみましょう。診断ツールにはさらに続きがあり、具体的な細かい業務のチェックリストに答えることで、より正確な結果を導き出すことが出来ます。

質問は「あなたはどんな業務をしていますか?」というもの。ここで46項目のチェックリストに回答を付けます。このチェックリストの項目の内容や数は、選んだ職業によってそれぞれ異なっています。

私がチェックを入れたのは9項目でした。チェックが1つ増えるごとに、ロボットで代替できる率のカウントが下がっていきます。

最終的な結果は33.3%でした。

そしてこのような一言が・・・。

判定:スティーブジョブズが言ったように、「イノベーションとは、1000のことにノーと言うこと」です。

奥深過ぎて私にはうまく理解できませんでした。イノベーションを起こすためには妥協してはいけない、そういうことなのでしょうか。

そして「イノベーション起こせるのは、人間だけ」ということでしょうか。

診断結果の正確性は?

さて、気になるのがこの診断ツールの正確性なのですが、果たしてどのような指標で診断されているのか気になるところです。

そのあたりは診断ツールのページにもしっかりと説明がされていましたのでここでは割愛しますが、気になる方はぜひ診断ツールのサイトを訪れてみてください。

また、これは理論上自動化できるかどうかの判断であり、実際に自動化するためのソリューションがあるわけではない、ということも説明されていました。

理論上、自動化できる仕事は細分化していけばたくさんあるのでしょうが、実際の業務というのは多様性に満ちていて、連続していて、あっちもこっちも同時進行で進んでいき、それらのタスクを縦横無尽に横断できるスキルが必要とされますよね。

こういった総合的な視点やマネジメントにかかわる業務は、ロボットにとってかわられる割合が少ないのかも知れません。

ちなみに、トラック運転手64.6%、カウンセラー10%、医師29.2%、旅行ガイド36.0%だそうです。あなたの職業はどうでしょうか?

将来「ロボットに奪われない職業」とは?

ロボットや人工知能の発達とともに、「仕事が奪われてしまう」と警鐘を鳴らす専門家やコンサルタントが少なからず存在します。

確かに現在のまま進化し続けていけば、将来的に多くの仕事が人間の手をかけなくても実現できるようになるかもしれません。

しかし、どのような職業にも「例外」やイレギュラーは存在します。最後は人と人とのやり取りが必要となることも多いため、完全に無人化できる仕事は難しいといえるでしょう。

たとえば、すでに自動化されている身近な例としては自動改札や自動販売機などがあります。自動改札では駅員が改札をすることはありませんが、何らかの機械トラブルが起こった際などは人間の手による対応が求められます。

また、自動販売機についても、釣り銭が戻ってこない、ボタンを押したのに商品が出てこないといったトラブルがった時のために問い合わせ先の電話番号が書かれているものです。

仮に完全に自動化されているサービスがあったとして、人の目が一切介在していない場合は怖くて利用できないという人も多いはずです。

そのようなことも考えると、本当の意味で「ロボットに奪われない職業」というものはないのかもしれません。

仮に今の仕事に就いている人が溢れてしまったとしても、ロボットを管理するエンジニアやコンサルティングなど、新たな職業が生まれてくる可能性も十分考えられます。

実際に、現在多くの人が従事しているプログラマーやシステムエンジニアなどは、コンピュータが一般化されるまでは存在すらしていなかった職業です。スマートフォン向けアプリのエンジニアも、そもそもスマホがなければ生まれていなかった職業でしょう。

まとめ

このように、特にIT業界においては新たなニーズに対応した職業が生まれていくスピードが早く、その流れにいち早く乗ることができた人が先行者優位によって成功しやすい世界でもあります。

今ある仕事が未来永劫続くという前提で考えるのではなく、その時代に即した臨機応変な考え方や価値観を身につけていくのが求められるのかもしれません。

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