Xperia Hello!はソニーモバイルコミュニケーションズが発売したコミュニケーションロボットです。
AIスピーカーに似た外観ですが、どんなことができるのか調べてみました。
家族の一員になるロボット
Xperia Hello!は「家族の集う場で、家族の一員となる存在」を目指して開発されたそうです。
OSはAndroidsを搭載しており、会話が出来ます。
見た目はポットみたいな下が膨らんだ円筒形で、上部に目のようなライトとカメラがついています。
このカメラは室内の遠隔監視ができるようになってて、見守りとしても機能します。
呼びかけると起動し、調べものを読み上げてくれたり、メッセージのやりとりをLINEで出来るようになっています。
正面のお腹の部分にディスプレイが搭載されていて、ニュースや天気予報など様々な情報を表示してくれます。
スカイプを通じてスマホとXperia Hello!のディスプレイでビデオ通話をすることができます。
家の中にいる家族と、外にいる家族をつなぐ役割を担ってくれるロボットです。
ボディを動かしたり頭をふったりすることでしぐさや表情で感情を表現してくるので、見慣れてくると可愛らしく思えて愛着が湧いてきますね。
スマートスピーカーとの違いは?
Google homeやLINE WAVEなどのスマートスピーカーとの違いは、Xperia Hello!が自分から話しかけてくるところです。
「インフォテイメント」という機能により、家族の顔を見分けてメッセージを伝えてきたりします。
Xperia Hello!に伝言を頼むと、指定した相手だけにそのメッセージを伝えてくれたりもします。
自発的に話しかけてくれる機能については、応答はシナリオがベースになっていて厳密にはAIでないということですが、ソニーの技術の集大成となっており、AIが入っているかのように思えるほどだとか。
マイナス要因としてはスマートホームとの連携がないことと、音楽配信サービスとの連携もできないので、そのうち飽きて使わなくなるのではないかという声も今のところあるようです。
Xperia Hello!の値段は?
なんと149880円(税別)とかなりの高額です。
強気な価格設定ですが、エクスペリアをブランド化したいというソニーの思惑なのかもしれません。
Xperia Hello!の口コミは?
実際に使用している人の口コミでは、スマホを使わない小さい子のいる家庭で役に立つようでした。
学校から帰った小学生のお子さんに、母親が仕事で少し遅くなるよなどの伝言を伝えたい場合、LINEなどでメッセージを残しておくことが出来ないですよね。
Xperia Hello!は伝言を預かってくれるので、ビデオメッセージで伝えることが出来ます。
子供が帰ってきたタイミングを見計らって家に電話をかける、と言ったことが必要なくなるので、便利なのです。
まとめ!
お子さん側からもメッセージを録音することができます。
スマホなどの操作がわからない小さな子供でも、声で操作ができるので便利だということでした。
かわいいしぐさもお子さんから好評だということです。